薄毛や脱毛で悩んでいる方

現在、脱毛症を分類すると100前後あるといわれております。しかし、脱毛症の中にはその特徴を明確に説明できないものが数多くあります。そのため、当社では脱毛症を発生のプロセス別に分類を致しました。
A.急性脱毛症(急に毛が抜ける)
a.接触性脱毛症(かぶれ)(1~2週間程度から大量の脱毛を呈する)
b.分娩後脱毛症(出産)(出産から約10ヶ月間、通常の2倍の脱毛を呈する)
B.休止期脱毛症(少しずつ毛が抜ける)
a.血管萎縮脱毛症(女性型)(毛が細く痩せて脱毛する)
b.脂漏性脱毛症(男性型)(産毛が脱毛する)
C.局所脱毛症(部分的に毛が抜ける)
a.円形脱毛症(単発性・多発性・脱毛部分が冷たい・脱毛部分が陥没傾向)
b.ケルスス禿瘡とくそう(単発性・脱毛部分が熱い・脱毛部分が隆起傾向)
c.脂腺母斑しせんぼはん(脱毛部分が白又は黄色・脱毛部分が隆起)
d.ムチン沈着脱毛症(組織液を伴う脱毛)
e.粃糠性ひこうせい脱毛症だつもうしょうなど(ふけを伴う脱毛)

女性ホルモン(卵胞ホルモン)は、美しい容姿や容貌を形成させ、豊かな毛髪をつくる作用があります。しかし、更年期や加齢、無理なダイエット、ピルの服用、生理不順、婦人病、環境ホルモン物質の摂取等により女性ホルモンの分泌量が低下し、多くの女性が薄毛、脱毛で悩む結果になっています。
加えてパーマ剤やカラー剤、スタイリング剤等に含まれる化学物質(毒性・刺激性・異物性)の影響によりエンドセリンが分泌されます。結果、血管が委縮し、毛が細く痩せ脱毛を促したり、場合によっては接触性皮膚炎(かぶれ)により急性脱毛を誘発させることもあります。まさに美しい毛髪が危機的状況に追い込まれているといえます。
毛髪は女性にとって命とも言われ、女性の容姿、美貌や女性的魅力を大きく左右させます。そのため、薄毛や脱毛を感じたら、可能な限り素早く徹底した毛髪管理が必要です。